石畳や小川、池、水道配管など、すべて手づくりとのことですが、それらすべてに完成度の
高さを感じさせるお庭となっています。また、木々や花々の配置も工夫されており、
程よい密度で見る人を楽しませる空間処理となっています。
特に素焼き立水栓やその周りのレンガや花壇の雰囲気はとても魅力的で、配管も含めここまで
手作りで完成させるのは相当苦労されたのではないかと思います。
これからの季節、池のほとりに腰をかけて、ビールを1杯!と思わせてくれる素晴らしいお庭でした。
『四季を感じる手作りの庭』 岡山市 斎藤 様 石畳・池・小川・素焼きの立水栓等すべて手作り、植栽も大きな樹木以外は自分で植えました。 樹木が増えたことで小鳥も餌台や巣作りにやってきます。石畳はモルタルで作った偽石です。 小川の水は裏の山からの湧水をパイプで引き、流しています。池にはメダカ・カエル・ヤゴ・ エビ・沢蟹が暮らしていますが、蛍にも来てほしいのでカワニナの準備中です。樹木や花は 毎月咲くように植えています。果実のなる木も多く、もう少し育てばジャムやシロップ作り にも挑戦です。 ●こだわった点・苦労した点は なんといっても穴掘りが最も大変でした。柔らかい土は表面だけで、瓦礫や石が多くシャベル だけでは掘れず、ツルハシを使って池や小川部分はもちろん3箇所の水栓への水道管や配水管、 花壇もクラピア広場も、土作りの為に掘りましたから庭の半分近くを掘っています。 |
|||
|
|||
庭仕事の休憩に手前の石に腰かけて、メダカの観察をしながらの一杯は最高です!
|